安心と信頼への誓い「C58形蒸気機関車 140号機 動輪」

 金沢駅(石川県金沢市)で、安心と信頼への誓いとして「C58形蒸気機関車 140号機 動輪」が展示されています。

安心と信頼への誓い

金沢駅開業110周年を記念し、鉄道の歴史への感謝と未来に向けた安心と信頼への誓いを込めて、動輪を展示いたします。

平成20年4月1日
西日本旅客鉄道株式会社
金沢駅長

C58形蒸気機関車 140号機 動輪

 この動輪は、1939年(昭和14年)に製造され、戦後は七尾機関区配置で七尾線の旅客輸送で活躍した「C58形蒸気機関車140号機」のものです。同機関車は「近来化中型万能機」として、全国の主な地方線に約400両が配置され、「C58の機影見ざるはなし」といわれる活躍でした。後年には急行「ふるさと列車 おくのと号」として親しまれましたが1973年(昭和48年)9月30日に惜しまれながら、さよなら運転が行われました。
 1,520mmの大きな動輪は、過去も未来もお客様の安心と信頼をお運びする鉄道輸送の象徴です。

(2018年9月25日現在)