隅田公園の開園

隅田公園の開園

 東京都墨田区側の隅田公園で「隅田公園の開園」の解説板を見かけました。

隅田公園の開園 日本初のリバーサイドパーク

 1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災の直後、時の内務大臣後藤新平の指揮の下で作られた「帝都復興院(復興局)」によって、公園・街路を含む東京の抜本的な都市改造が計画されました。
 その中に計画された隅田公園は、規模を縮小しながらも言問橋の架橋や東武鉄道の浅草乗り入れ等の事業とあわせて一大開発として整備されました。日本初のリバーサイドパークとして市民にウォーターフロントを開放するという、東京にとっても日本の公園史上でも画期的な公園として実現されました。
 1931年(昭和6年)の開園には、昭和天皇の記念来訪や、大勢の市民がお弁当を持って詰めかけるといったお祭り騒ぎだったと伝えられています。

(2015年3月28日現在)

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