九段坂公園

九段坂公園

九段下の千鳥ヶ淵付近で「九段坂公園」(東京都千代田区)の説明板を見かけました。

「坂の多い東京の中でも九段の坂は霞んで見える程長かった」(『明治東京名所図会』)というかつての九段坂は、また現在とは比較にならぬほど勾配もきつかったという。
関東大震災(大正12年)後、坂の頂上を市ヶ谷寄りに移し傾斜をゆるくする工事が行なわれ、市電(都電)が坂の中央に設置された。現在は、靖国通りの一部として車の往来が激しい。
坂下の田安門近くには、常燈明台(正式には高燈籠)という燈台がある。かつては坂上の靖国神社前にあったこの燈台の灯は、品川沖の船ばかりではなく、遠く房総からも望見されたという。

(2015年3月30日現在)

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