湯島天満宮(東京都文京区)に行った際に、旧町名案内「旧 湯島梅園町(昭和40年までの町名)」を見かけました。
「 古くは湯島郷に属し、元湯天神の社地で島あった。宝永元年(1704)寺社奉行の許可を得て町屋を開いた。その後延享2年(1735)町奉行支配となった。町名は湯島天神社地門前と称していた。
明治2年、天神境内の梅から湯島梅園町と改めた。
明治5年には、天神社地をも合併した。町の大部分は神社の境内で、町屋は南東の小さい町であった。
湯島天神(明治になって湯島神社となる)は、正平10年(1355)郷民が霊夢によって古松の下に勧請したと伝えられる古社である。
境内は、泉鏡花原作の『婦系図』のお蔦、主税の別れの場として有名である。」
(2015年5月24日現在)