国指定史跡小田原城跡「弁財天曲輪跡」

2017年5月6日(土)、小田原城(神奈川県小田原市)に行ってきました。
国指定史跡小田原城跡弁財天曲輪跡」を見かけました。

国指定史跡小田原城跡 弁財天曲輪跡
指定日 昭和13年8月8日

 江戸時代、この場所は三の丸から二の丸への裏手の入口だったところです。二の丸の北側には弁財天曲輪という曲輪があり、蓮池という天然の堀とともに小田原城の北側を守っていました。
 戦国時代には、小田原北条氏の四代目北条氏政が当主の頃、上杉謙信や武田信玄がこの蓮池付近から小田原城を攻めたといわれています。ここは小田原城の要衝の一つであり、発掘調査でも入口を固める戦国時代の堀がいくつも見つかっています。堀からは合戦の様子を伝える弓や鉄砲玉も出土しています。

(2017年5月6日現在)