湯島(東京都文京区)を歩いていたら、「実盛坂」がありました。
実盛とは、長井斎藤別当実盛のことで、武蔵国に長井庄(現・埼玉県大里郡妻沼町)を構え、平家方に味方した。寿永2年(1183年)、源氏の木曽義仲と加賀の国篠原(現・石川県加賀市)の合戦で、勇ましく闘い、手塚太郎光盛に討たれたそうです。
湯島の“実盛塚”や“首洗いの井戸”の伝説は、実盛の心意気にうたれた土地の人々が、実盛を偲び、伝承として伝えていったものと思われる。
坂下の南側に、実盛塚や首洗いの井戸のいわれから、坂の名がついたそうです。
(2014年5月24日現在)
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