2002年 九州への旅(10)8日目(2002/08/12)

 2002年の夏、三重の大学生だった私は、原付バイクで九州へ旅に出ました。
 その8日目です。

8日目(2002/08/12)

 朝早かっただろう…目が覚めたときには、肌寒かった。夏だから、薄着だけでも大丈夫だろうと思っていたが、甘かった。やはり、山は寒い…特に朝は…。俺が一番暖かい服は薄着の長袖のトレシャツだった…。
 テントを出て、外の空気を吸う。曇り空模様…今日も雨が降るのだろうか…「どうか、降らないでください!」っと願いつつ、出発の準備をはじめる。
 荷物をバイクに載せ、バッグを背負って、バイクにまたがる。そして、エンジンをかけ、ゆっくりとキャンプ場を後にする。

 今日は阿蘇山に行く!
 曇り空に見下ろされながら、阿蘇山目指して、山道を進んでいく。村を通り過ぎ、分かれ道にぶち当たった。進むべき道への案内板を確認した方向に進んでいく…道は一段と狭くなり、車一台分が通れるような道…道は一応、整備されてはいるものの、周りは森?(笑)…さらに、進んでいく…しかし、その景色は変わることはなく、「おかしいなぁ~」と思いはじめる…国道のはずなのにこんま道?っと…。…っと突然、ハプニングが起きた!?目の前に大きな石があらわれ、…よけきれず…転倒!?最悪だ…ヘッドライトのカバーガラスは割れるし、…怪我は軽かったからよかったけれど、…一気にブルーモード一色に…。
 おかしいという疑問を確かめるために、今走っている道を降りることにした。そして下った先は、通ってきた村に出た!?ははは…戻ってきたわけである(笑)。
 う~ん、おかしい…っと思いつつも、また同じ道を進んでいく…そして、また先ほどの分かれ道…。もう一度、案内板を確かめてみると、なんと、進むべき道は逆であった!!(笑)…っということで、謎は解けました(笑)。
 進んでいった道は、2車線(対向車線と)できれいだ(笑)。

  

 そして、阿蘇山に行く県道111号線に入る。ここから、上り道へと…。上って上っていくうちに、すごくきれいな景色が広がっていく!

  

  

 本当にきれいで、空気も美味しくGood!さらに、天気もGood!!最高ですな~!(笑)途中、休憩をとった時に、北九州から来たお兄さんと出会いました。そのお兄さんと話をしていたところ、お兄さんが今日泊まる予定のところの情報を聞き、その場所に泊まることにしました。安い値段で部屋を借りれるというから!

  

 

 お兄さんと別れ、阿蘇山へGo!そして、火山口へと!!

  

 硫黄の匂いが鼻につく。火山口には、すごくきれいなエメラルドグリーン色(?)の火山の海(笑)が!?めちゃめちゃきれいでした!!

 阿蘇山を楽しみ、阿蘇山を下っていく…そして、とりあえず、国道3号線に入り、南下。
 今日泊まる予定の、宮崎県のえびの高原付近を目指す。国道2号線を南下していき、途中から国道2号線を出て、自然豊かな道…川沿いの道に入る。めちゃめちゃきれい!!
 そして、その道沿いにあった和風料理店に入り、昼食を!そこで、ハーレー(バイク)に乗っているおっちゃん2人組と出会った。おっちゃんたちは、今から阿蘇に向かうそうだ。

 おっちゃんたちと別れ、えびのを目指す。
 自然豊かな道…村を過ぎていき、夕方近くに、えびの市に入る。

 そして、地方道の1号線に入り、山道に突入!もう少しで着く!っと思いながら、黙々と進んでいく…。
 そして、ようやく、とまる予定の地に到着!!手続きをして、そこから、荷物を持って、奥へと歩いていくと建物が!?俺の借りる部屋に入り、一息。本当に久しぶりの室内でのくつろぎでゆっくりと寝れます!うれしくてしょうがなかった(笑)。しかも、そこで阿蘇山で出会ったお兄さんと会いました!?

 

 荷物を置き、風呂に入りに行くことに!久しぶりだ!(笑)温泉名は忘れてしまったが、景色がすごくGoodな露天風呂に入ってきました!!そこで、いろんな人に出会いました。バイクのイベントでよく三重に行ったという人や、いろんな温泉に入ってきた人…この露天風呂からの景色が一番Goodだったからここに移り住んだそうです(笑)。
 温泉の受付のおっちゃんがまた、気さくな人でめちゃめちゃ面白い人だった!(笑)

 そして、泊まる部屋へと戻る…夜、部屋に戻るまでの道は、めちゃめちゃ暗く、ライトは絶対必要なところ!(笑)コンビニ弁当で夕食を済ませ、ゆっくりする。
 この時、テントの中・野宿と室内・家の中との違いを改めて感じた。やはり、家の中は安心感が違うし、王国である!(笑)

 今日一日よく頑張りました(笑)。ということで、寝ることに!
 明日はいよいよ、九州最南端の佐多岬であ~る!!