テミス像

テミス像

 新橋(東京都港区)周辺を歩いていたら、この「テミス像」を見かけました。

 テミスは、ギリシャ神話にみる法と正義を司る女神です。
 右手の天秤は法の理念である「公平」を、左手の剣は正義を実現する「力」を表しています。
 テミス像は、国内外の法律や裁判関係の建物に見られますが、制作者の意図により、天秤と剣を左右に持ち替えたり、剣先を上に向けたり、外見ではなく心の目で見ることを協調して、目隠しをしたものなどがあります。
 日本の最高裁判所にあるものは、右手で剣を突き上げ、左手に天秤を持っています。
 このテミス像は、虎ノ門法曹ビルの落成を記念し、法曹の使命と法の理念を象徴するものとして、これにふさわしい表現を追及し、日展評議員堤直美氏に彫刻を委嘱して制作されたものです。

(2015年7月24日現在)

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