御製碑

御製碑

 茨城県水戸市。三の丸歴史ロードを水戸城に向かって、大手橋を越えた辺りに御製碑があります。
 昭和天皇が、終戦直後の戦災状況を視察するため、昭和21年11月18、19両日水戸に行幸された時に、県庁屋上から市街を見渡されて
たのもしく よはあけそめぬ 水戸の町 うつつちのおとも たかくきこえて
と復興ぶりのお歌をお詠みになられたそうです。
 陛下は、翌22年の新年御歌会において、『あけぼの』と題され、水戸で詠まれたお歌をご披露になられた。
 このため水戸市では、大水戸市復興祭及び市制70周年の両行事を記念して、同34年水戸駅前広場に御製の碑を建てた。その後、水戸駅北口再開発事業における駅前広場改造に伴い、平成2年に現在地に移設したものである。
 なお、「御製」とは、天皇陛下が作られた詩文や和歌のことをいう。
(2014年9月26日現在)

御製碑(2)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする